インフレ 円安 そして企業努力 頑張れニッポン

   今年に入ってインフレが益々加速しています。

   先日、こちらの近所のスーパーにいって出来合いのフライドチキン買おうと思ったら、この春は10ドルだったのに15ドルに値上げされていました。ということは30%以上アップ。何もかもが、容赦なくこんな調子です。フードコートで簡単な食事をとるにも20ドル(2000円ぐらい)は必要。もちろん庶民のお給料は、まったくかわりません。

   この夏、日本に帰国した時のこと。クレジットカードの決済が簡単になっていて驚きました。ちょっと前では、空港(ちなみに伊丹空港)で、お土産を買おうと思ったらクレジットカードが使えなくてびっくりした場面がしょっちゅうだったのに、海外からくる観光客(コロナ前ですが)いかに増えたかっていうことも関係しているんでしょうか。

   お昼に、彩豊かな宝箱みたいな海鮮丼を2500円で頼んで、安くてこんなに美味しいものが食べれる日本て素敵!!って感動していると友達にお昼に2500円なんて、贅沢すぎるって戒められました。

   円安の加速と北米のちょースーパーインフレにすっかりなれている私は日本での物価が何だか、その昔、東南アジアで買い物した時にも似た感動。。。安すぎて金銭感覚がバグる感覚でした。でもこの感覚、私の友達にはわからないようです。

   これは海外在住の私にとっては、嬉しいような、ちょっと切ないような感覚。自分の国の物価のスタンダードが他の国より安いっていうのはなんだかせつない気持ちです。生産者と提供者の企業努力が、値上げを抑えているのが一番の理由だからと思うからです。私の家の近くのスーパーのように1000円のものを1300円に値上げしようものなら、消費者だけじゃなくて、スーパーもみんな悲しくなるのが日本。

日本のみんな、インフレも円安もなんとか切り抜けて頑張ってほしいです。

  頑張れニッポン!